【九星気学 簡単算出】本命星・月命星、傾斜宮

占いの知識

 本命星と月命星の簡単算出法を紹介します。

本命星算出法

九星 定位盤
  1. 生年を西暦に
  2. すべて分解
  3. 一けたになるまで合計する
  4. ↑の3.で算出された数字を11から引く

 これで出来上がりです。簡単ですね。

例:2021年生まれの場合

 ↳2+0+2+1=5→11-5=6 六白金星 

例2:1999年生まれの場合

 ↳1+9+9+9=28→2+8=10→1+0=1→11-1=10→1+0=1 一白水星

※但し、生まれた日が立春以前の場合は前年になると解釈してください。例:2021年1月生まれ→2020年生まれ=七赤金星

 上の図の定位盤で自分の星がどの宮に入るのかを覚えておくとよいです。自分の定位が何宮になるかです。例:六白金星=乾宮、二黒土星=坤宮

 ご自分の宮がわかったのならば、↓のリンクから象意をご覧ください。関係する運勢やラッキーアイテムなどが確認できます。

【九星気学】九星の象意 九つの宮の意味する運勢や事柄

月命星算出方法

 続いて月命星の算出方法です。 月命星というのは、生まれた月の九星の事です。

  • 本命星=生まれたの九星
  • 月命星=生まれたの九星

 本命星は人生全般にわたって影響力を及ぼします。

 月命星は特に若い時に影響力が強くなり、子供時代、二十歳前後までは月命星のほうが強く出ます。

 まずは下の表をご覧ください

月命星算出表

⇩本命星2月
立春~
3月
啓蟄~
4月
清明~
5月
立夏~
6月
芒種~
7月
小暑~
8月
立秋~
9月
白露~
10月
寒露~
11月
立冬~
12月
大雪~
翌1月
小寒~
一白,四緑,七赤八白七赤六白五黄四緑三碧二黒一白九紫八白七赤六白
二黒,五黄,八白二黒一白九紫八白七赤六白五黄四緑三碧二黒一白九紫
三碧,六白,九紫五黄四緑三碧二黒一白九紫八白七赤六白五黄四緑三碧

 一番左の列が本命星です。ご自分の本命星をさがしてください。

 生れた月を右に見ていって、交わったところが月命星です。

例)本命星:六白金星 9月生まれ=月命星:七赤金星
※月の切り替わりは二十四節季です。それ以前生まれは前月です。
例)3/2生まれ=啓蟄前なので2月生まれ

月命星、本当の意味

 個人的見解ですが、月命星は思考の方向性に影響を与えると理解しています。つまり、考え方や感じ方です。

 年運や月運において、本命星は遭遇する出来事が予想できて、月命星は思考の方向性を予想できるという事です。

 例えば⇩の図をご覧ください

 これは、2021年の九星盤です。 例えば、お生れが次のような場合

例)本命星:六白金星、月命星:七赤金星

 本命星が六白なので、中宮に回座します。八方を囲まれていますから、八方塞りで息苦しさを覚えるものの、周囲への影響力が拡大して、リーダーシップの運勢も高まります。

 月命星の七赤は乾宮に回座します。意識の高まり、向上心の高まりを意味します。

 忙しく働こう!・さらに上を目指そう!、、、そう頑張りますが、本命星が囲まれていますので、空回りとなったり、頑張り程の進歩を感じられない、結果も出ない、、、そのような解釈となります。

 自分がどう考えやすいのかを知って、思考と行動のバランスを取っていくことが大事になるわけです。

 ⇩の象意をご覧いただき、自分がどう考えやすい・どう感じやすいのかを知って、思考と行動をすり合わせてください。

【九星気学】九星の象意 九つの宮の意味する運勢や事柄

傾斜宮

 傾斜宮、、、聞きなれない言葉だと思いますが、九星学では意外と重要です。

 月命星が中宮に入ったとき、本命星がどの宮に入るのか? これが傾斜宮です。

 一般的には傾斜宮がその人の潜在性・内面を表す・・・そのような解釈するケースが多いですが、私個人としては、

 その人の生まれ持った運勢で弱い部分を表す

 そのように解釈しています。これは、経験的に得た解釈です。

 では、実際に傾斜宮の見方を解説していきます。

 すでに、ご自身の本命星と月命星は把握していますね? まだの方は、今一度上を読み返して算出してください。

傾斜宮の算出図

 上の九つの九星盤から、ご自分の「月命星」が中宮(中央)にいる九星盤をさがしてください。

 次に、その九星盤の中で、自分の「本命星」がどこにあるかをさがせば傾斜宮は算出できます。

例)本命星:六白金星 月命星:七赤金星→左下の九星盤が該当します。 本命星は左上の巽宮にいますので、巽宮傾斜ということになります。

  1. 自分の月命星が中宮(中央)にいる九星盤をさがす
  2. その九星盤のどこに自分の本命星がいるかをさがす

※本命星と月命星が同じ人は↓のようになります

本命星・月命星が両方とも傾斜宮
一白水星離宮
二黒土星乾宮
三碧木星巽宮
四緑木星震宮
五黄土星男)兌宮女)乾宮
六白金星坤宮
七赤金星艮宮
八白土星兌宮
九紫火星坎宮
傾斜宮

傾斜宮の本当の意味

 傾斜宮は、その人が潜在的に持っている気質を表す。。。そのように言われる事が多いです。

 例えば、坎宮に傾斜すると、坎宮には水の意味合いがあり、柔軟性や忍耐力を意味します。潜在的に我慢強い気質を持っていると解釈するケースが多いという事です。

 占い学校などで学ぶとそう教わるケースが多いです。

___しかし、私個人としましては、傾斜宮は弱点を意味するものなので、解釈が異なります。

 例えば、巽宮に傾斜した人は、上の表の左上に該当するわけですが、人間関係の広がりや出会いと別れの意味があります。

 宿命的に人とのコミュニケーションを苦手とする傾向があったり、人生の中で大きな別れを経験するなどがあり得ます。

 子供時代に親と別れたり、離婚しやすい等です。

 そういう、自分の弱点を知り、うまく受け入れたり無理押しをしない生き方をすると運勢がアップして、人生はよくなっていきます。


 以上、本命星と月命星の算出、傾斜宮についてでした。

 またお越しください。さようなら

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 九星気学や四柱推命など、東洋の占いにタロットカードを合わせて判断するスタイルをとっています。

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 悩み事や相性はもちろん、経営、子宝、建築、命名など様々な案件を経験しました。

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